
FaZe Clan解散騒動の詳細まとめーeスポーツ部門は継続、クリエイター全員離脱の理由は?
人気ゲーミングブランドとして知られる「FaZe Clan」が、クリエイター陣の大量離脱を受けて、2026年はeスポーツ部門を軸に再出発する方針を示しました。
背景には、主要クリエイターと経営側の対立、そして「FaZeはどこへ向かうのか」という根本的な不安があります。
It’s heartbreaking to see this era of FaZe come to a close. It’s beyond tragic the way it all ended, it’s been an emotional few days.
— FaZe Clan (@FaZeClan) December 28, 2025
We wish the boys the best not only as creators, but as people too. FaZe has always felt like a family, so we will always unconditionally root for… pic.twitter.com/mM0hybm89E
何が起きたのか:主要クリエイターが相次いで離脱
報道によると、FaZeのインフルエンサー/コンテンツ制作部門はこの1週間で大きく崩れ、Adapt、Jason、Ronaldo、Lacy、Rage、Silkyといった主要クリエイターがブランドを離れたとされています。
長年FaZeを支えてきた顔ぶれが一斉に抜けたことで、「FaZeの“カルチャー”そのものが変わるのではないか」と受け止めるファンも少なくありません。
離脱の理由:投資家マット・カリッシュ氏との契約交渉が決裂か
複数の報道では、今回の対立の中心人物として、FaZeの重要な投資家であり、クリエイターエージェンシー「HardScope」のCEOでもあるマット・カリッシュ氏の名が挙げられています。
争点とされているのは、FaZe所属クリエイターをHardScope側の契約に移す(または結び直す)動きです。
経営面では、FaZeのビジネスモデルが「持続しにくい」ことが問題視され、立て直し策として契約の再構築が進められていたものの、クリエイター側は条件を受け入れられず、結果として離脱に至った──という流れが語られています。
「操り人形みたいに扱われている」:不満が表に出た瞬間
騒動の中では、Plaqueboymaxが「クリエイターを操り人形のように扱っている」といった趣旨の発言をしたとも報じられています。
本人は「2026年に向けてもっと大きな計画がある」とも語ったとされ、今回の決断が“衝動”ではなく“準備された離脱”だった可能性も見えてきます。
また、FaZe Adaptは「14年間所属していたが離脱する」と投稿し、古参にとっても簡単な決断ではなかったことが伝わります。
— plaqueboymax (@plaqueboymax) December 27, 2025
Left @FaZeClan
— Adapt (@FaZeAdapt) December 26, 2025
14 Years. Over half of my life, I’d be lying if I said this didn’t hurt, but it had to be done. Thank you to everyone who’s been apart of this journey, the best is yet to come.
FaZe Banksの主張:退任後も強い言葉で反論
一方で、FaZeの象徴的存在でもあるFaZe Banksは、7月にCEOを退いたとされる中でも、今回の離脱劇について「自分の退任とは関係ない」と主張しています。
報道では、BanksがPlaqueboymax側の発言に反論し、強い不満を示したとも伝えられています。
あわせて、無料の住居提供、スタッフの用意、報酬カットなしなど、チームとして支援してきた点を挙げ、「関係が一方的に悪く言われている」と受け止めている様子もうかがえます。
— Banks (@Banks) December 27, 2025
FaZe公式声明:「感情的で、悲劇的な結末」2026年は「eスポーツ重視」へ
FaZeは12月27日にSNSで声明を出し、今回の一連の出来事を「感情的で、悲劇的な結末」と表現したと報じられています。表現自体がかなり重く、内部の空気が相当荒れていることを想像させます。
こうした混乱を受けて、FaZeは2026年に向けてeスポーツ部門へ注力する姿勢を打ち出したとされています。
クリエイター部門の求心力が弱まる一方で、競技部門にリソースを寄せることで、ブランドの軸を作り直す狙いがあると見られます。
特に、近年は結果面で苦戦が続いたとされるCounter-Strike 2部門にとって、競技側に資源が回ることは追い風になるかもしれません。
eスポーツ部門は別運営:GameSquare傘下で“混乱から隔離”されている
不幸中の幸いなのは、FaZeのeスポーツ部門が、クリエイター部門のゴタゴタから比較的距離を置ける構造にある点です。
報道では、FaZe EsportsはGameSquareによって運営される別部門であり、GameSquareはかつてComplexityを扱ってきた企業としても知られています。
さらに、FaZeブランドは2024年に約1,700万ドル規模で買収されており、組織としては今回の解散騒動とは関係なく継続されます。
そもそもFaZe Clanとは:2010年の“FaZe Sniping”から始まった
FaZeは2010年に設立され、創設者としてEric “CLipZ” Rivera、Jeff “House Cat” Emann(現Timid)、Ben “Resistance” Christensenの3名が挙げられています。
当初は「FaZe Sniping」として『Call of Duty』のトリックショット動画で注目を集め、その後はストリーマー、YouTuber、競技選手の加入で急成長。
ゲームコミュニティの枠を超え、ライフスタイルブランド的な立ち位置へも拡大していきました。
まとめ:いまのFaZeは「転換期のど真ん中」
- 主要クリエイター(Adapt、Jason、Ronaldo、Lacy、Rage、Silkyなど)が相次いで離脱したと報じられている
- 背景には、投資家マット・カリッシュ氏(HardScope CEO)との契約をめぐる対立があるとされる
- Plaqueboymaxの「操り人形」発言など、内部不満が表に出た
- FaZe Banksは退任と無関係だとしつつ、支援実績を挙げて反論したと伝えられる
- FaZeは公式に「感情的で悲劇的な結末」と表現したと報じられ、空気は重い
- 2026年はeスポーツ重視へ。競技部門はGameSquare運営の別枠で、立て直しの拠点になり得る






