
【製品レビュー】ゲーミングマウス GravaStar Mercury X PRO
SF映画から飛び出してきたような近未来デザイン――それが GravaStar Mercury X PRO です。
しかし本機の魅力は外観だけにとどまりません。
49gという驚異の軽量ボディにPixart PAW3950センサーと8,000 Hzポーリングレート対応の最新性能を詰め込み、「性能」と「デザイン」を高レベルで両立しました。
数日間の実使用を踏まえ、長所と短所をまとめていきます。
主な仕様
重量 | 49 g(±2 g) |
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センサー | Pixart PAW3950(最大 32,000 dpi) |
ポーリングレート | 最大 8,000 Hz(遅延 0.125 ms) |
サイズ | 124.6 × 63.5 × 40.5 mm |
素材 | マグネシウム合金シェル |
バッテリー | 400 mAh(8,000 Hz時 約30 時間) |
価格 | Amazon 20,980 円 ※20%クーポン適用で約16,784円 |
開封画像
握り心地とデザインのインパクト
G Pro X Superlight系のシルエットを採用し、かぶせ・つまみ・つかみいずれのグリップでも違和感がありません。
49gの軽さと高いシェル剛性により、長時間のフリックにも手首や腕の負担は少なく抑えることが可能。スリットは熱や湿気を逃がす一方、グリップ面がやや滑りやすいので付属グリップテープでの補強が推奨です。
デザインは他に類を見ない圧倒的な個性を放つエイリアンのような見た目。ドングルにも手を抜かず、こちらはエイリアンの卵のような外観でデスクの雰囲気を一気に変えてくれるものになっています。
クリック・ホイール・ソール
- メインスイッチ:跳ね返りが鋭く、タップ撃ちが気持ちいい。
- サイドボタン:出っ張り控えめでも誤爆しにくい剛性設計。
- ホイール:軽めのノッチで切替が瞬時。
- PTFEソール:滑りすぎないコントロール系。ガイド枠が小さいため大径ソール換装は難しいが、点ソールなら問題なし。
ワイヤレス性能と設定の手軽さ
8,000Hz接続時で体感遅延は感じられないレベル。eスポーツタイトルでの性能はトップモデルと肩を並べます。
設定はブラウザ上の“Gravastar Control Hub”で完結。ソフトをインストールせず、DPI・レート・LED・LODをその場で変更できるため、社用PCやネットカフェでも気軽にチューニング可能です。
メリット
- 唯一無二の近未来デザインで配信・LANイベント映え。
- 49g×8,000 Hz――軽量と超高速通信を両立。
- マグネシウム合金シェルの高剛性と高級感。
- ブラウザ設定でPC環境を選ばず即カスタム。
デメリット
- 通気孔が多くグリップが淡泊
└ 付属テープで解決、質感も向上。 - 底面枠が小さく大径ソールを貼りにくい
└ 点ソール換装なら問題なし、純正予備も付属。 - 価格が高め?
└ クーポン適用で約1.7万円になり、競合フラッグシップよりも安価でデザイン性を考えれば安い。 - ドングルのUSBポートが狭い
└ ポートが狭めで製品による相性あり。同梱されている専用コードを使用すれば問題なし。
こんなユーザーにおすすめ
- 最新の性能で戦いたいFPSプレイヤー
- 配信・イベントでギア映えも狙いたいストリーマー
- エイリアン風の見た目がどうしても好きなSFフリーク
まとめ
Mercury X PROは、見た目重視と侮れない実戦特化マウスでした。
49gの軽さと8,000Hzの俊敏さ、そこに圧倒的デザインをプラス。
「機能もデザインも妥協しない」――そんなわがままを叶える1台です。
価格はやや張りますが、手にした瞬間に“所有欲”と“勝利欲”を同時に満たしてくれるはず。あなたのデスクとエイムを、SFテイストで次のステージへ引き上げてみませんか。