『MindsEye』CEOがリリースの大失敗は“破壊工作”が原因と主張、再ローンチ計画を示唆─再起をかける2025年最低のゲーム

『MindsEye』CEOがリリースの大失敗は“破壊工作”が原因と主張、再ローンチ計画を示唆──BARB社内でも不安拡がる

先月発売され、2025年ワースト評価を記録したBuild a Rocket Boy(BARB)の新作「MindsEye」について、CEOレスリー・ベンジーズ氏が「再ローンチ」計画を示唆しました。IGNが入手した情報によると、ベンジーズ氏は「MindsEye」の不振について再び内部・外部の“破壊工作(saboteurs)”が原因だと主張しているとのことです。

GTAキラーのはずが業界の笑い者に

「MindsEye」は発売前、かつて『GTA』シリーズを手掛けたベンジーズ氏による「GTAキラー」とも称され大きな期待を集めていました。しかしリリース後は低評価が相次ぎ、Steamでも賛否両論以下の評価に沈みました。主演俳優のアレックス・ヘルナンデス氏も「未完成のゲームをリリースするべきではない」と苦言を呈しています。

「破壊工作」が原因とCEOが発言

IGNの報告によれば、ベンジーズ氏は7月2日、社員向けのビデオ通話を通じて「BARBは再び立ち上がり、MindsEyeを再ローンチする」と発言。さらに「スタジオ内外の破壊工作がMindsEyeの苦境を招いた」と述べたとのことです。匿名を条件に証言した複数の社員がこれを確認しています。

5月には共同CEOのマーク・ガーハード氏も「誰かがMindsEyeを貶めるために資金を出している」と公言し、IGNの取材に「100%間違いない」と断言していました。

社内ではリストラの不安も拡大

「MindsEye」の失敗により、Build a Rocket Boy社内でも不安が広がっています。多くの社員がLinkedInで「リストラの危機にある」と投稿しており、Microsoftの9000人規模レイオフの直後で業界全体に不安感が漂う中、さらなる混乱が懸念されています。

まとめ

BARBのCEOレスリー・ベンジーズ氏は「MindsEye」再ローンチを示唆しながらも、原因として“破壊工作”を挙げる姿勢を崩していません。一方で社内では大規模なリストラの噂が飛び交い、同スタジオが立て直しを図れるのか注目されます。

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