『Escape from Tarkov』7月に正体不明の“ハードコアワイプ”実施へ─正式リリース前の最後の試練?

『Escape from Tarkov』7月に“ハードコアワイプ”実施へ──正式リリース前の最後の試練?

Battlestate GamesのNikita Buyanov氏が、『Escape from Tarkov』にて「ハードコアワイプ」が2025年7月に行われることを示唆する画像をSNS上で公開した。

この画像はその後、公式のロードマップでも裏付けられたもので、ワイプを心待ちにしていたプレイヤーの間で大きな話題を呼んでいる。中には「これは1.0正式リリース前、最後のワイプになるのではないか」との見方もある。

“ハードコアワイプ”とは?

今回のティーザーでは、具体的な日付など詳細は語られていないが、「ハードコアワイプ」という言葉だけでもタルコフプレイヤーには十分な衝撃を与えている。

というのも、「ハードコア」というコンセプトはもともとプレイヤーコミュニティによって数年前から自主的に導入されていたもので、以下のような極限の縛りプレイが特徴となっている。

  • スカブキャラクターの使用禁止
  • アイテムの保険利用禁止
  • トレーダーの利用禁止
  • フリーマーケットの利用禁止

これらのルールを公式に適用するワイプが実施されるとすれば、タルコフのゲーム体験は一変する。装備の入手手段が極端に限られ、資源管理やリスクマネジメントがより一層重要となるだろう。

1.0正式版へ向けたラストスパート?

『Escape from Tarkov』は長年ベータ版として提供されており、今回の“ハードコアワイプ”が、1.0リリース前の最後の大きな節目になる可能性もある。

ただし、Nikita氏は今回の投稿で具体的な日付には言及しておらず、「7月に来る」という“示唆”にとどまっている。だが、すでに7月目前であることと、Battlestate Gamesが内部進行を小出しにする傾向を考慮すれば、詳細発表は間近だと見られている。

“タルコフにハードコアは必要か?”

本作はつい先日、別のニュースでも話題となったばかり。ロンドンのアンチチート企業「PlaySafe ID」が、チーターを完全に排除する新しいマッチメイク構想を提案していた。

今回の“ハードコアワイプ”といい、『Escape from Tarkov』は今、大きな変革期に差しかかっている

「極限の緊張感」を追い求めるか、
それとも「ストレスの多さ」が離脱を招くか。

『Tarkov』の未来を占うような“実験”となりそうだ。

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