
『Battlefield 6』のキャンペーンはわずか6時間?さらなる短縮の可能性も浮上
2021年に発売された『Battlefield 2042』ではキャンペーンモードが存在せず、シリーズファンの間ではシングルプレイを求める声が長く続いていました。従来の『Battlefield』キャンペーンは重厚で感情移入しやすく、没入感あふれる内容だったからです。そのため、次回作「Battlefield 6」(仮称)に大きな期待を寄せていた人も多いでしょう。
しかし、残念ながらファンの期待に応える内容にはならないかもしれません。最新のArs Technicaのレポートによると、「Battlefield 6」のキャンペーンモードはわずか6時間程度のボリュームで、さらにリリース前に内容が削減される可能性があるとのことです。
キャンペーン開発は難航中
「Battlefield 6」は複数スタジオが共同で開発しており、キャンペーン部分はEA Motiveが中心となって制作を進めていますが、CriterionやDICEも協力している状況です。
Ars Technicaの記事によれば、開発に携わる現役・元EA社員の話として「Battlefield 6」のシングルプレイキャンペーンは当初期待されていた10時間規模には遠く及ばない短さであることが伝えられています。
さらに、2025年5月時点で「シングルプレイキャンペーンだけがゲート3を通過できておらず、多くの問題が残っている」と報じられています。ある開発者は次のように証言しています:
シングルプレイはとにかく進行が遅れている──ゲームの中でも最も遅れている部分だ。初日パッチや早期アクセスを活用しない限り、当初予定していたクオリティでリリースできる見込みは非現実的だ。
さらにレポートでは「場合によってはシングルプレイの一部を削減して対応する可能性がある。あるいは夏から年末にかけて必死に開発を進め、なんとか完成度を上げる必要がある」と、かなり厳しい状況が続いていることも明らかになっています。
巨大な期待と現実のギャップ
EAは「Battlefield 6」に関して1億人以上のプレイヤー獲得を目標に掲げており、F2Pバトルロイヤルモードでその達成を狙っていると伝えられていますが、シングルプレイを楽しみにしていたファンには不安が残る内容です。シングルキャンペーンが短すぎること、あるいは発売に間に合わない可能性が、ファンの期待とのギャップを広げています。
まとめ
『Battlefield V』以来7年ぶりとなるシングルプレイモードに期待が高まる一方で、「Battlefield 6」のキャンペーンは開発の遅れにより6時間規模に留まる可能性が出てきました。今後の動向次第では、さらなる短縮も避けられないかもしれません。
皆さんは「Battlefield 6」のキャンペーンに期待していますか?ぜひコメント欄で意見をお聞かせください。