
『Marathon』最新情報まとめ――発売時期・価格・新要素・世界観

Bungieの新作『Marathon』について、最新情報が公開されました。2026年3月にリリース予定で、価格は39.99ドル/39.99ユーロ/34.99ポンドです。アルファ以降のクローズドテストで寄せられたフィードバックを反映し、ゲームプレイや世界観の強化が進んでいます。今回は公式の最新発表(ViDoc)で公開された内容を整理しました。
概要(要点)

- 発売時期:2026年3月
- 価格:39.99ドル / 39.99ユーロ / 34.99ポンド(地域別価格は後日)
- 販売形態:購入で本編にフルアクセス。年内にわたって無料のゲームプレイアップデート(新マップ、新ランナー・シェル、イベントなど)を継続的に配信
- シーズン1:宇宙船UESC Marathonの「Cryo Archive」を探索
- リワード:リワードパスは期限切れなし。過去のパスも後から購入・アンロック可能
- 公平性:Pay to Win要素なし。生存は課金額では決まりません
アルファ以降で新たに加わった主な機能

- 近接ボイスチャット:周囲のプレイヤーと距離連動で音声交信が可能になります。
- ソロキュー:単独参加者向けのキューを用意し、マッチ体験の公平性を高めます。
- Rook(ルーク):進行中の試合に潜り込んで回収を試みる、特殊用途のランナー・シェルが登場します。
世界観とプレイファンタジーの強化
『Marathon』は暗くグリティなSF世界に生存と探索の緊張感を重ねる方針です。プレイヤーは「ランナー」として意識を多様なシェルへ転送し、シェル固有の能力を使い分けて生還を目指します。没入感の面では以下が改善されています。
- 視覚表現の向上:倒れたランナーは死体として残り、時間経過で腐敗していきます。
- 環境ストーリーテリングの深化:マップ内の痕跡や配置から背景を読み解けます。
- オーディオの役割強化:定位や環境音で状況判断を支援します。
マップ構成(ゾーン)
ローンチ以降に展開される4つのゾーンが案内されています。表層の3ゾーンに加えて、終盤向けの高難度ゾーンが用意されます。
- Perimeter(外縁)
- Dire Marsh(湿地)
- Outpost(前哨)
- Cryo Archive(凍結保管庫):宇宙船UESC Marathon上のゾーン。エンドゲームの挑戦として位置づけられます。
ルートとカスタマイズ(武器・シェル)
現地調達と改造に重きが置かれ、ビルドの幅を広げます。
- 武器&MOD:武器の役割を大胆に変える改造に対応(例:Battery SMGをNeedler的な挙動に)
- ランナー・シェルのアーキタイプ:能力や得手不得手が異なるシェルでプレイスタイルを最適化
派閥と進行(ミッション・成長)
複数の派閥が存在し、それぞれが固有の依頼や成長ツリーを持ちます。プレイを通じて評判や報酬を獲得していきます。
- 派閥ミッション:例としてMIDAがUESCのドロップシップ破壊を依頼する、といった具体的な仕事が提示されます。
- 派閥アップグレードツリー:シーズンごとに頂点報酬(キャップストーン)が用意され、長期目標を提示します。
- Codex:達成や物語発見のアーカイブ。進行に応じて限定コスメやロアが解放されます。
課金設計と報酬ポリシー
- 無料アップデート:年を通して新マップやイベントなどゲームプレイ面を無料で拡張します。
- リワードパスは無期限:有効期限によるFOMO(取り逃し不安)を排除。過去パスも購入&解放が可能です。
- 競技性の担保:課金で生存力が直接上がる設計は不採用です。
今後の予定

発売に向けて、今後は追加のゲームプレイ映像や開発インサイトを継続的に公開していく方針です。情報は公式のコミュニティチャネル(Discord/Twitter/Instagram/TikTok/YouTube)で順次発信されます。体験機会やロードマップの詳細は、発売が近づき次第あらためて案内されます。
新情報の整理
- 2026年3月に買い切りでスタートし、以後は無料アップデート中心に拡張されます。
- アルファ以降は近接VC・ソロキュー・Rookなど、生存×駆け引きを強める追加が進行中です。
- ゾーンは4構成で、Cryo Archiveがエンドゲーム挑戦の核になります。
- リワード期限なし・非P2Wを明言。長期でも追いつきやすい設計です。







