『レインボーシックス シージX』シージXアップデートへの厳しい声が噴出中。

レインボーシックス シージX:Siege Xアップデートへの厳しい声

今回の大型アップデート「Siege X」は「シリーズ史上最大の進化」とうたわれましたが、海外コミュニティのRedditでは新オペレーターや新マップがないこと、既存オペレーターの調整不足、視覚・オーディオ面の改善の小ささなどに対して不満の声が相次いでいるようです。

Calling Siege X the biggest evolution in the games history is laughable.
byu/PhoenixKing14 inRainbow6

「Siege X」をシリーズ史上最大の進化と呼ぶのは笑ってしまいます。
新オペレーターも新マップもなく、唯一のバランス調整と言えばクラッシュが盾を置けるようになった程度です。
シーズンごとのコンテンツ量は過去すべてのシーズン(ヘルスシーズンを除く)よりも少ないと感じます。
ノック、モジー、ソリスなど問題を抱えるオペレーターに一切変更がありません。
視覚面の変更は大げさでした。照明を5マップでわずかに変えただけで、7割以上のマップは以前と同じ見た目です。
ラペリングの変更も特筆するほどではありません。
オーディオは酷いもので、味方が1メートル先でマガジンを撃ち切っても無音。テーマパークのハッチから4人が落下しても音がしません。
敵の新しい輪郭表示は強調されすぎていて、角度によっては赤い塊にしか見えません。
唯一ポジティブなのはピック・BANフェーズが改善され、ドクやジャッカルばかりではなく多様なバンが見られるようになった点です。
バグ修正や挙動の改善を期待してエンジンアップデートを求める声が多かったにもかかわらず、実現しませんでした。
しかもこのアップデートのために過去1年分のコンテンツが削られていたというのに、他のライブサービスゲームのほうが年間コンテンツ量は倍以上です。
「何を出しても文句を言う」と言われますが、
1)新マップ(灰色と茶色以外のカラーリング)
2)新オペレーター+既存オペレーターのリワーク
3)実感できるバランス調整
この3つを同時に実装してくれれば、私は満足します。それは決して高望みではなく、ここ数年まったく叶えられていない要素なのです。

反応1:新モード「デュアルフロント」への資源集中に疑問

多くのユーザーは、開発リソースの大半が誰も望んでいなかった新モード「デュアルフロント」に費やされたと感じ、不満を漏らしています。

リソース管理が理解できません…ほとんどが誰も求めていない新モードに投入されたようです。なぜ長年抱えるメインモードの問題に集中しないのでしょう?

もし「デュアルフロント」がリソースの大半を注ぎ込んだ結果だとしたら、UBIは本当に小規模インディーデベロッパーになってしまったのかもしれません。マップは閉所に理不尽な射線が多いのに、同時に無駄に広い開けた空間も多いです。

それなのに昔から要望の多いテロハント復活ではなく、デュアルフロントを実装したのは残念です。

反応2:無料プレイ層向けアップデートとの見方

今回のアップデートは

ベテランより新規プレイヤー獲得を狙ったアップデートであり、判断するべきはここからという意見も。

今回のアップデートはベテランや既存プレイヤー向けではなく、無料プレイ部分から入る新規層向けだと思います。

ゲームは発売から10年。無料体験期間も山ほどあり、未プレイ層はほとんど残っていないのでは?

シージ発売時に幼児だった子どもたちが今や十代前半です。親子で一緒にプレイするケースもあるかもしれませんね。

反応3:旧エンジン続投による失望

新エンジンへの期待が外れたことに失望の声が集中しています。

もし新エンジンでスケーラビリティが改善されるなら他の欠点は許せました…でも結局同じエンジンで、無印シージ時代のバグも残ったまま。これが「大進化」だなんて信じられません。

自分も昨日まで新エンジン+再ダウンロードが来ると思っていましたよ、笑

本当にその通り。UBIが派手にやってくれると期待していた人たちは希望的観測の空気を吸いすぎたんです。結局大げさに宣伝されただけでした。

まとめ

Siege Xは“史上最大の進化”を掲げながら新コンテンツの少なさエンジン刷新の欠如でコミュニティの期待を大きく下回りました。
しかし新しいピック・BANフェーズの改良無料プレイ層を意識した導線など、ポジティブな要素も存在します。現状では新マップ・新オペレーター・実感できるバランス調整という基本的な要望が満たされていないため不満が噴出していますが、今後のシーズンでこれらが実装されれば評価が好転する余地は十分にあります。運営がユーザーの声を真摯に受け止め、既存モードの課題解決とコンテンツ拡充を並行して進められるかがカギになるでしょう。

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